サイン&ディスプレイショウ ご来場の皆様へ

このたびは弊社製品にご興味をいただき、誠にありがとうございます。
現在、サイトリニューアル中につき、展示会で配布しておりました製品カタログおよび注文フォームの設置が遅れております。
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屋外広告物としての基本性能

当社ちょうちん造形サインは屋外に常設の出来る屋外広告物として開発、製作されています。耐久性、耐候性、風圧に対する強度など、屋外看板に必要とされる性能を持っています。

<鉄筋骨組:頑丈な基本構造>


鉄筋骨組ちょうちん造形サインの構造は、4mm~13mmの鉄筋を溶接し、骨組を構成しています。


設置場所や設置方法に応じ、屋外広告物として必要な強度を製作責任者(屋外広告士)が検討し、構造を決定します。
同一の形状であったとしても、内部補強の分量により強度は大きく変化します。屋外常設を目的とするのか、可搬性を重視するのかにより、設計も変化します。必要に応じて内部に鉄骨を配置し鉄筋を支えることにより、さらに強度を高めることも出来ます。


屋外広告物としては必要以上になりますが、触れても壊れないのは当然のこと、座る・乗るといった行為に耐えるだけの丈夫な構造を実現することも可能です。



<表面幕:風雨に耐える防水生地>


和風壁面看板ちょうちん造形サインでは当社独自の和紙調専用シート(塩ビ系特殊樹脂)をはじめ、電飾用ターポリンやFFシート、その他テント系生地など、様々な表面幕を利用しています。


表面幕は鉄筋骨組の当たる部分で接合されています。手法は熱溶着を利用し、非常に強力に接合されます。接着剤などを利用した接着では強度が不足しますが、溶着は幕同士が溶け合いながら一体化するため、一度溶着された幕は接合部分から剥がれることがありません。(強い力で引っぱった場合、幕そのものが破れます)


溶着部分から水漏れすることもほとんど無く、屋外看板と同等の防水性能を持っています。


耐火性能は表面幕の選定により左右されます。和紙調専用シートは難燃素材になりますが、防炎素材や不燃素材の表面幕を利用して製作した場合、それらに準じた性能となります。


透光性の良い熱可塑性のシートであれば、様々な素材が利用できます。(必要があれば、塩ビ板なども利用可能です)



<光源:明るく光る唯一の内照式和風電飾看板>


通常の屋外電飾看板と同様に光源を利用することが出来ます。蛍光灯、電球型蛍光灯、白熱球、LEDなど、すべて利用が可能です。光源を設置した状態で納品することも、ご希望に合わせてお客様自身の手で光源を設置していただくことも可能です。(ただし形状によりご希望に添えない場合もあります)



<屋外広告物としての耐久年数>


づぼらやふぐ提灯当社製品は大量生産品ではなく、すべて職人による1点生産を行っております。屋外看板としての耐久性は意匠着色方法や設置場所などにより様々です。


色あせなどの耐候性は利用する表面幕や塗装方法に準じます。おおよそ2~3年程度の耐候性を謳っているものが多いようです。


経年劣化により表面幕の品質が低下した場合、表面幕の張り替え作業が可能です。鉄筋骨組の劣化がなければ、屋外野ざらしの状態で、5年以上経過したものも多く存在します。施工したもののなかで最も経過した時間が長いものは25年以上になります。(※ふぐのづぼらや様、ふぐ提灯参考)